わたしがこのブログを更新するのはホント久々です。ご無沙汰してました。
ロシア人の知り合いが不毛地帯を日本語を学ぶ際の教材に設定されたとのことで、文字起こしを依頼されました。
大体文字起こしできたのですが、以下の会話についてよく聞き取れません。私が不毛地帯をしっかりと見ていないことも原因の一つと思われますが、なんて言ってるか分かる方はコメント欄かどこかに書いて教えてください。
こんなききとりづらいものを教材に設定する先生もどうなのかと思う・・・
(Aはずっと大阪弁で話している・Bは標準語で社長を相手に話しているから丁寧語で会話をしている)
A 2次防に向けて防衛庁の空爆調査課長が、引き抜けそうなんだ
B 申し訳ありません。ごりょう(?)商事に天下りが内定したそうです。
A ばかな!またごりょう(聞き取れなかった)か。あれ以上の大物はそう簡単には見つからんぞ。
B 一人だけいます。
A それは誰や! 引き抜け!
B 防衛庁の中枢と最も強いパイプを持つ人物が我が社にいるじゃありませんか。 陸軍大学校を首席で卒業し、大本営作戦参謀まで勤め上げた優秀な頭脳を持った男が。
A 誰や!壱岐正(いきただし)かいな!?
B 社長、壱岐(いき)君を航空機部へ下さい。
A 壱岐(いき)君は2次防のために入れたやないと言ってるやないか!
B もう他に勝つ手段はないんです。壱岐君が最後の切り札なんです。
A 対防衛庁工作を壱岐君にやらせたら、そりゃ「ようりゃく(聞き取れない)」になるやろ!万が一失敗したら、そりゃ使い捨てだで!せっかくの人材を「ようせんでくれ(聞き取れない)」
B ならば、壱岐君には二次防の機種決定の間だけ、航空機部嘱託として来てもらえませんか。
A どうりょ(聞き取れない)!
B 三井に追いつくためには、何が何でも二次防で勝たなければなりません。二次防の勝利は社長の至上命令じゃありませんか。
A (言葉には出さなかったがAの提案を渋々認めた感じ)
〜歴史と言葉のお勉強〜
・「大本営」とは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9C%AC%E5%96%B6
なお、作りかけの大本営はわたしの家の近くに今もあります
・「にじぼう(2次防)」とは
防衛庁第2次防衛力整備計画の略称が「2次防」自衛隊が立ち上がったのが1954年。
第一次が人集めと基礎整備に留まったのに対して、第二次は当時世界は冷戦真っ只中にあり、東側諸国(ソ連・中国・北朝鮮etc)の侵略から自衛する為、より性能が優れた軍事力を備える為に多額の税金が使われた。
今はその中の空軍が取り扱う次期戦闘機の発注を二社の商社が争ってるシーン。